2006-12-06

行政書士

行政書士は、司法書士とはまた違い、街の法律家と呼ばれている、
書類と手続きのエキスパートです。
行政書士は、代書屋ともよばれていたりします。
法律に関連して行政機関に提出するべく、
許認可申請書類等の作成や提出、そして手続代理や契約書、
遺言書等の権利義務、事実証明に関する書類の作成や代理作成できます。
作成可能な書類はなんと5,000~10,000種類にものぼるので仕事はいくらでもあります。

行政書士の資格は国家資格であり行政書士法にその根拠を持つ。
監督官庁は総務省である。
近年、社会保険労務士の受験資格を得たり弁理士の、
科目免除を受ける為に行政書士資格を取得するものが増加し、
またマンガ『カバチタレ!』や同作品が連続ドラマ化されたことによる、
爆発的人気を背景に、代理権の付与などの業務の拡大や、
試験合格率が2.62%を記録するといった試験の難度化が進んでいる。
行政書士になるには行政書士となる資格を有するものが、
日本行政書士会連合会が行う行政書士名簿への登録を受け、
事務所を管轄する都道府県行政書士会へ入会しなければならない。
行政書士法により、次のことは禁じられている。
・行政書士登録を行っていないものが、法定の除外事由なく行政書士の独占業務(第1条の2)を行うこと(第19条)
 →違反した者は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられる(第21条)
・行政書士登録を行っていないものが行政書士と称すること(第19条の2)
 →違反した者は、30万円以下の罰金に処せられる(第22条の4)
バッジ等に用いられているシンボルマークはコスモスの花弁の中に「行」の字をデザインしたものである。